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■ワープロソフトの活用

 ワープロで通常の文書を作成する以外に、教育現場でどのような活用があるのか考えてみました。

■文字入力に慣れさせる
 タイピングソフトがあればそれを使ってもよいのですが、なくてもワープロで十分です(ワープロソフトが入っていなければ、Windowsのメモ帳でも十分ですが、IMEのon,offの指導が必要)。小学校高学年以上になると、総合的な学習を始め、いろいろな場面でコンピュータを使ったり、プレゼンテーションを行うようになります。そのときに、文字入力に時間がかかりすぎると、なんの授業であるか分からなくなってしまい、子どもも嫌気がさしてしまいます。そこで、低学年のうちから文字入力に慣れさせたいものです。
 ワープロソフトを使うとどれだけ入力したか一目で分かり、プリントアウトすれば努力した証拠にもなります。

[1]名前の入力練習
 自分の名前を入力する場面は結構多いものです。また、自分の名前ぐらいは素早く入力させたいものです。
 何回か自分の名前を入力させて、10〜15秒ぐらいを目標に努力させたらいかがでしょう。低学年であれば、平仮名で十分ですが、高学年になれば漢字にする必要があります。簡単に変換できない漢字もありますので、教師の援助が必要な子もいます。

[2]しりとり
 ワープロを起動したら、交互に平仮名で言葉を入力していきます。言葉と言葉は"−"などでつなぎます。
      例)  りんご−ごりら−らっぱ−ぱいなっぷる−・・・・・
 慣れてきたら、カタカナや漢字を使わせるようにします。
 多くの学校では、二人で1台のパソコンを使うことが多いようです。しりとりならば、片方が何もしないでいることがなく、二人で一緒にゲーム感覚で楽しめます。二人で勝ち負けを競うだけでなく、協力してしりとりをできるだけ長く続けられるようにさせて、誉めてあげてもよいです。



■ローマ字学習
 IMEをローマ字入力モードに設定しておきます。(その場で直し方を指示しても可)
 これまでローマ字の読み方は教師が教えなければなりませんでしたが、IMEを通してローマ字を入力するとそれが平仮名になって表示されるので、自分たちで考えながら、調べていく活動ができます。